音楽事情

ステイディアム・アーケイディアム
Stadium Arcadium
Red Hot Chili Peppers
が先日 5 月 10 日発売された。
自分の大好きなバンドのひとつなので、発売を楽しみに夜も眠らず昼に寝ながら待っていたのだけど、大学の生協に入荷されていなかったので注文中。未聴。
RED HOT CHILI PEPPERS で一番好きなアルバムが BLOOD SUGAR SEX MAGIK で、次に CALIFORNICATION と FREAKY STYLEY がそれに続く。
そして前作 By the Way があまり好きじゃない。理由を書くのにいろいろ言葉が出てきて難しいのだけど書いてみる。


このアルバム (By the Way) はギターのジョンのアイデアから作られた(であろう)曲が大半を占めている。コード進行、曲の構成、がとても多様だ。
そしてその多様な曲を皆高いレベルで演奏している。これは彼らの高い演奏技術とバックグラウンドの音楽の多様性をあらわしていると思う。彼らはツアーのたびに実に多くのカバー曲を演奏しているし。
ただ、その曲群が RED HOT CHILI PEPPERS の元々のらしさから少し離れた所にあるんじゃないか、という気がするのだ。「自分の好きなバンドがこういう音楽を演っている」という感じが否めない。
そして CD にポップサウンド的なアレンジが加えられている事。曲の方向性から考えれば決して間違ってはいないアレンジだがロック的な立場から見れば薄っぺらい印象を受けてしまう。(ポップサウンド軽視も間違った考え方なのだが)だから LIVE AT SLANE CASTLE や LIVE IN HYDE PARK のライブアルバムのバンド演奏で聞くと「なかなかこれもいいな」と思えた。


事前に買った音楽雑誌のインタビューでベースのフリーが「By the Way 製作時はジョンとしょっちゅう口論をしていてバンドを辞める事も考えた」と言っている。(そういえば以前ベースマガジンで「CAL は俺達の最高傑作だと思うぜ」と言っていた。BTW 発売後の時)そして同時に「今回のアルバムは出来に実に満足している。」「このアルバムが気に入らないってことはつまり俺達 RHCP を気に入らないって事だ」と発言している。
期待をしてもいいような気がする。


RHCP FAN SITE 気になるBTO PCメーカーを比較しよう - BTO PCが欲しい人は必ず見てください