近所の BOOK OFF 行ってきた

朝霧の巫女 1 〜 4 巻
某所で知って気になっていたところ発見。ヤングキング掲載。ヤングキングって何さ?
うん……とてもいいんだ……。キャラも、ストーリーも、空気も、セリフ回しもとてもいいんだ……ただ主人公の危機感や現実感なんかのバランスがおかしいんだ……
しかし、俺はいつから漫画の欠点を感じながら読むようになってしまったのだろう……昔はいいとか悪いとか分析したりなんかせずあるがままを読んで良い所をきちんと感じていたはずなのに……


あと久しぶりにヘルシングをちこっと読んだ。やはりいいセリフは写経したい位に脳にガツンと来る。あとバジリスクとか。


別の棚に STUDIO221 さんのダズハント、そして同じ筒井哲也さんの作品マンホールが 1 〜 2 とあったので読む。これが面白い。
内容は 貴志 祐介 さんの小説 天使の囀り の漫画版といった感じ。むしろ漫画的描写やストーリーの推進力としてはこちらの方が優れているのではと思うほど。圧倒的な画力も健在。素晴らしい。


あと 荒木飛呂彦 短編集 ゴージャスアイリン があったので読む。やはり荒木呂彦は昔から荒木飛呂彦でした。デビュー作の 武装ポーカー 、これは今から 10 年後の読者が読んでもやはり面白いと感じるであろう、普遍的な面白さがある。殊能将之 美濃牛 の 71 ページからの、平易で論理的な作品は古びない、という話を思い出した。


あと適当に雑誌の所を見ていると Quick Japan のバックナンバーに ゆらゆら帝国坂本慎太郎 さんと誰かの対談記事が載っていたので読む。
この人はほんと天然だなあ。天然というと少し違うが、ナチュラルで、マイペース。ある意味対談に一番向いてないともいえる。余計なうわついた会話はいらない。余計な自己卑下や共感もいらない。ただただナチュラル。本物だ。
( 引用できればいいんだけどねえ。買えば良かったかなあ。今思い出して書いてもオリジナルとは違ってしまうし。 )