シグルイ 6 巻発売日

シグルイ ( リンク用 )
授業中に落書きをしてて気付いたこと。 ( 絵描きの皆さんには何を今更な話 )
講義中の先生や遠くの生徒をなんとなく描きながら、試しに漫画絵を描いてみたら全然描けない。
これはそもそも漫画絵とは、現実絵のスキルが十分ある人が人物をデフォルメしたものが漫画絵であって、そのデフォルメの匙加減がさっぱり分からない。
輪郭からパーツからをデフォルメし、かつ全体のバランスを失わない。これは相当凄い技術、というか、センスがない人には到底それだけの絵の全体、世界を創造する事はできないと思う。
とすると他の人のデフォルメ感を参考にする、という事でその匙加減を掴む。漫画の模写。
でもオリジナルの画風を持つ人は最初は借り物かもしれないけど徐々に自分独自の世界の崩し方、自分の世界観のフィルターを創り上げていって、画風を確立するんだと思う。これはやっぱり現実絵を描きまくる、絵の技術を上げる、自分の表現したいものが何かをしっかりと掴む事が大事なんだと。

とすると。例えば女の子をデフォルメするとしたら。
自分がかわいい / かっこいいと思う成分を大きくそれ以外を小さく、自分の匙加減で画風を作るのであり、その作業はきっと大変なものであると同時に自分と向き合う作業である、と。に違いない、と。思った。
かわいく、かっこよく、あわよくば萌えさせるまでにどれだけの道のりがある事やら。しみじみ。

で、あとたまに「うわこの人すごいフェチズムを持った絵を描くなアンタの過去に一体どんな性的想像の結びつきがあったんだ」というすごい人もいてますます面白い。
※少し失礼な書き方になりましたがむしろ尊敬や好奇心、驚きなどの感情からの文です。

絵柄探索の旅は始まったばかりだ。というか始まってすらいねえ。絵の練習する。けっこうする。