シグルイ 6 (チャンピオンREDコミックス)
シグルイ 6 (チャンピオンREDコミックス)

本日やっと買ってきました。コンビニにはまず置かれまい、見るとしたら漫画喫茶か……それまで待てん!とほか弁のシャケ入り幕の内弁当のついでに買ってきたわけなんですが。

いやはや壮絶でした。というかほか弁の待ち時間、道中、待ちきれず読んでたんですが薄暗い道で iPod の Bitches Brew (Disc 2) - Miles Davis を聞きながら読み終わったとき、決心していました。単行本全部買おう。
以前から漫画喫茶で ベルセルクシグルイヘルシングヘビーローテーションを定期的に組んでた私ですが遂に来るとこまで来てしまったようです。


さて漫画の極限の表現について。
漫画では迫力を出すために極限状態を作り上げたいわけですが、そこで 2 つの問題が。
極限でシグルうために
・必要なエネルギーの量。
人物の持つエネルギーはある程度決まっているのでシグルうにしても元々高いエネルギーを持っていないといけない。
・必要な動機
その人物がシグルうに足るだけの重大な動機。
公式として

(エネルギー) × (動機(座標)) = シグルイ

となるわけです。

そして極限状況だけを見て真似しようとすると失敗になります。ここで例としてジャンプで (現在) 連載されているタカヤ で。
トーナメントの決勝の相手がシグルった理由
[小学生の頃妹を殴ってる悪ガキみ見つけたので怒ってぶちのめしたら、悪ガキにも兄妹がいて、ここで暴力を振るっている俺は一体うあああでrftgyふじこ]
→失踪

誰もが数度は経験する 子どもの喧嘩 です。それ動機。はああああ!?
人物がシグルうに十分な理由。エネルギー。必要なのは説得力です。
シグルイにはそれがある。


今タカヤも今魔界的な面白さがあるのだけども。説得力皆無。