雑記としか言いようが無い

菊池成孔ラーメンズ小林賢太郎は似てるなあ。兄弟以上本人未満くらい似てる。NHK知るを楽しむ」で初めて動いている菊池成孔を見たわけですけど。
今月の雑誌「演劇ぶっく」にラーメンズのインタビューが載ってるんですが相変わらず小林さんは鋭い事をおっしゃる。なんかこう頭良すぎる人のロジックのしっかりした文章を読む、発言を聞くと自分の意識にヤスリをかけられているような気分になります。
そうなりたいと思う。人に影響を及ぼすまではいかなくとも自分の行動指針、思考をがっちり整合性のとれたはっきりしたものにしたいです。


ロジックのしっかりした、というより本質的な事に触れる時の喜びみたいな物、といった方がしっくり来る。
少しだけラーメンズインタビューから引用してみます。
コントという概念とは何だろうか、コントの新しい形というのは?という話の流れから

――スポーツのルールだって最初に作った人がいるんですもんね。
小林 本当にそう思います。例えばサッカーの国際的なスターはヒーローで、カッコイイと思いますが、もっとカッコイイのはサッカーを作った人だと思うんです。100メートル走世界一の人に僕たちが挑んでも勝てないのは当たり前ですよね。でも、例えば99メートル走だったら僕は世界一速いって言える。なぜなら、99メートル走はまだやってないから。結局それはルールブックを作るところから始める事に大きな要因があって。先駆者であることに意味があるんですね。だからコントひとつひとつにも必ず発明と呼ばれるものが入っていないと。発明は重要です。

他、鋭いコメント多数。ラーメンズファンの方はぜひ図書館の雑誌コーナーで立ち読みをして下さい。